ラベンダー
LAVANDULA OFFICINALIS

特に地中海沿岸地域とフランスのプロバンス地方が原産のこの薬草の名前は、ラテン語の「lavare」(洗う)に由来します。すでに古代ローマ人は、ラベンダーの新鮮な香りを入浴剤として使用していました。このいわゆる「南国の香り」は、今日に至るまで最も人気のある香り成分のひとつであり、それゆえ多くの香料や化粧品の成分に用いられています。しかし香りが良いだけでなく、すでに何千年も前に発見された治療効果によって、ヨーロッパではラベンダーは定評のある薬草にもなっています。
<フィッシャー博士の植物(ハーブ)情報>
- ラベンダーは“ラヴァンデュラ属”の植物でラテン語の動詞の“Lavare(=ラワーレ/洗うという意味)”が由来です。その名前が示す通り、この植物は既にローマ時代から洗濯の際に香りづけなどで使用されていました。
- ラベンダーの香りは昔から好まれ、ハーブ酒・ヘアケア用品そして香水に幅広く使われています。「香水産業が盛んな地域には必ず大規模なラベンダー農園がある」と言われるほどです。収穫期のラベンダー畑は青紫色の花に完全に覆われ、あちこちで香りが漂います。その中を歩くのは、本当に気持ちが良いものです。
- ラベンダーの香りは人間にとって心地よいですが、蛾にはまったく違うようです。そのため伝統的な方法として、小さなラベンダーの袋をワードローブの中に入れ天然の虫よけとして衣類を守るのに使われていました。
- ラベンダーはアロマセラピーの中で最もよく使われる精油(エッセンシャルオイル)です。自然療法ではこの香りで鼻の神経を刺激することによりリフレッシュ・ストレス緩和など複合的な効果を引き起こします。また循環器障害の緩和やリウマチにも効果があると言われています。
- クナイプ社の創設に関わったセバスチャン・クナイプ神父は旅行中にラベンダーのエッセンシャルオイルを小さなボトルに入れていつも携帯していました。なぜなら角砂糖にエッセンシャルオイルを5滴垂らしたものは、胃の疾患に対して最も確実な対処方法と考えていたからです。
※注意:本内容は、フィッシャー博士の談話になります。そのためドイツでのハーブへの見解や理解を踏まえた内容になります。日本の薬事法ではハーブの効果効能は認められていませんがドイツでは医薬品の一部と認識されているなど、日本とドイツではハーブの位置づけが大きく異なる点もございます。その点を予めご了承ください。









