スプルース

スプルースは、ドイツで非常に多く栽培されている針葉樹で、土壌や気候に対する要求度が低く、とても速く生育します。 成長すると60メートルの高さにまでなり、樹齢500年まで生き続けます。スプルースには多くの種類がありますが、林業にとって重要なのはその中のホワイトスプルースに限られています。スプルースの通称は、「ノルウェースプルース」および「ドイツトウヒ」です。
スプルースは、モミの木と同様にマツ科(Pinaceae)に属しています。この木は冬になっても先のとがった短い針葉を保ち続け、枝にマツカサを実らせますが、これは丸ごと落下します。
スプルースは、浅根性の樹木ですが、そのことはこの木が嵐に吹き倒されて大きな円盤状の根が空中に突き出ているのを見ればすぐにわかります。これに対してモミの木は、深い直根を形成するため、倒れるよりはむしろ折れる傾向にあります。
スプルースのマツカサ、幹、枝には樹脂とエッセンシャルオイルが含まれています。針葉にはほとんどエッセンシャルオイルだけが含まれていますが、そのことは針葉をふたつに折ったときに匂いではっきりわかります。
エッセンシャルオイルは、若枝から水蒸気蒸留により採取します。その香りは採取したスプルースの種類よって全く異なりますが、シベリアモミ(Abies sibirica)のエッセンシャルオイルに最高の「森の香り」があることは確かです。
セバスチャン・クナイプの言葉
「香りが良く元気を回復させるスプルース針葉のお風呂は、中高年者の入浴に非常に適しています。」









