19世紀、セバスチャン・クナイプ神父が提唱した自然療法「クナイプ療法」の考え方をもとに生まれたドイツのハーバルブランド「クナイプ」。日頃クナイプ製品をご愛顧いただいている方々に、このクナイプ神父の故郷を訪ねていただき、クナイプ療法を現地で体験していただくモニターツアーを募集したところ、1800名を超えるご応募をいただきました。厳正な審査の結果、3名を選出。ところが、出発直前にお2人が辞退されたため、埼玉県在住の窪田誓子さんお一人の参加で、2011年7月11日から16日まで催行いたしました。
《第1日》フランクフルトへ、いざ出発。専用バスにてヴュルツブルグに移動。

出発前の窪田誓子さん
窪田誓子さんはクナイプのご愛用歴10年以上。何種類ものバスソルトのなかから、その日の気分で使い分けてくださっているそうです。昨年、ご主人とドイツを旅行されたときには、わずか5分の休憩時間に、目に付いたクナイプのバスソルトをまとめ買いしてきたという方です。
成田からドイツの入口フランクフルトまではJALで空路約12時間。到着したフランクフルトは午後6時でしたが、青空の高い所から、太陽が照りつけていました。
ドイツの緯度は南のミュンヘンでさえ北海道の札幌より北に位置します。サマータイムの関係もあり、夏の日没は夜10時頃なのです。梅雨明け直後、摂氏35度の東京からやってくると、フランクフルトの乾燥した空気はとにかく爽やかです。ここはドイツ最大の商業都市ですが、空港のある郊外は緑であふれています。
ツアーに同行した弊社松本とともに、ドイツ在住40年の日本人通訳ガイドさんの迎えを受け、専用バスで、さっそくヴュルツブルグに移動しました。ドイツ人の運転手さんは、その前日、当地で行われた女子サッカーW杯の日本代表対ドイツの試合で、日本がドイツを破ったニュースについて話したくて仕方ない様子。最終的にW杯優勝の快挙を成し遂げた「なでしこジャパン」ですが、開催国ドイツの3連覇を阻んだ時点から現地では大ニュースになっており、今回の旅行では、行く先々で彼女たちの活躍と真摯な態度を称賛されました。実は窪田さん、大のサッカーファンです。お住まいの浦和はJリーグ浦和レッズの本拠地。ご主人との最初のデートは2002年W杯の日本対ベルギー戦だったそうです。日本対ドイツ戦もテレビ観戦しており、到着早々、車内はサッカーの話で、すっかり打ち解けました。

さて、最初の訪問地ヴュルツブルグまでは、麦畑の広がるなだらかな大地を抜けるアウトバーンを南東に走って約1時間半。今年は天候不順で、小麦は早くも刈り取らなければいけないほど黄色くなっていました。のどかな風景ですが、あちこちに風力発電の水車が回っていたり、休耕田にソーラーパネルを並べられていたり、ドイツの環境先進国としての取り組みを見ることもできます。
人口13万人のヴュルツブルグはフランケン地方の中心都市です。有名なレントゲンはじめ多くのノーベル賞受賞者を輩出するヴュルツブルグ大学や、歴史ある教会の多い古都としても知られます。さらに古代ローマ人が作った道に残る「ロマンチック街道」の北の基点として名高いこの市の郊外に、クナイプ本社があります。
町の中心からも見渡せるブドウ畑に覆われた丘陵地の斜面は、几帳面なドイツ人の性格を表わすように、きっちり平行に線を引いたように苗木が植えられています。この地方で産出されるものをフランケン・ワインと呼びますが、一般的なドイツワインのイメージとは異なり辛口で、独特のフラットボトルに入れられたものが多く見られます。町の中央を流れるドナウ川の支流マイン川沿いの遊歩道を散歩しながら、アルテ・マイン橋のたもとにある人気のレストラン「アルテ・マインミューレ」に向かいました。対岸前方には歴代の大司教の居城として使用された堅固なマリエンベルグ要塞がそびえ、人々は川から吹くひときわ心地よい涼風を浴びながら、短い夏を楽しんでいます。
残念ながら窪田さんはお酒を召し上がりませんが、マスのムースで始まった初日の晩餐では、ドイツ料理の定番、ソーセージやポテトも味わっていただきました。






